千趣会「ベルメゾン」が台東デザビレのクリエーターと協業

2015/04/23 18:03 更新


 千趣会(本社大阪市)は、5月に発刊するベルメゾンのインテリアと雑貨のカタログ「ライフスタイル インテリアブック2015夏号」で、台東デザイナーズビレッジに入居する4組のクリエイターとのコラボレーションによるオリジナル商品を開発した。ベルメゾンネットでは、4月17日から販売している。
 
 台東デザイナーズビレッジは、04年東京都台東区の旧小島小学校の校舎を活用して設立された、ファッション関連ビジネスでの成功を目指す若手クリエイターを支援する台東区立の施設で、現在19のクリエイターが入居している。

 14年秋冬号で、今回の取り組み先でもある「ポッテンバーントーキー」と協業したところ評判が良かったことから、今回複数のクリエーターとのコラボを決めた。

 ベルメゾンでは、この台東デザイナーズビレッジで活動するクリエイターに向けて“夏のお悩みをデザインで解決するグッズ”のアイディアを募集、その中から斬新さや実現性などの観点で選ばれた4組のクリエイター「tete(テテ)」「POTTENBURN TOHKII(ポッテンバーントーキー)※」「STUDIO SURUME(スタヂオスルメ)」「SUNI(スニ)」のアイディアを商品化した。今回、インテリアやファッショングッズを中心にオリジナル開発商品15商品を販売する。

 商品は、猛暑の街中でもビーチリゾート気分で楽しく過ごせる「ビーチパラソルみたいな日傘」やシャツとの重ね着スタイルのように見えるデザインの「シャツ風アームカバー」、窓に貼るだけでUVカットになり、木漏れ日の中を再現したかのような葉っぱのリアルなプリントが入ったUVカットシート「こもれびみたいなUVシート」、おしゃれなクロッシェレース使いの扇風機カバー「クロッシェの扇風機カバー」などがあり、いずれも若手クリエイターの感性が生かされた遊びゴコロがいっぱいで、新しい夏の過ごし方を提案するアイディアがつまっている。

※「POTTENBURN TOHKII」 は15年2月より新アトリエに移転



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