「ボニーウーブン」24年春夏 デニムに合わせるアイテムを企画

2023/08/28 06:26 更新


 ビンテージショップ「メゾンナンバーエイト」ディレクターの松本香織さんと、PR・セールスコーディネーターの藤林美紀さんが手掛けるデニムブランド「ボニーウーブン」は24年春夏、初めてデニム以外のアイテムを作った。デビュー当初から温めてきた「デニムに合うアイテム」の企画として、セットアップとジレを揃える。定番のGジャンとジーンズには新色が加わる。

(松本寧音)

 注目はシャツブルゾン(税込み2万8600円)とツータックパンツ(3万800円)のセットアップ。ビンテージの「ブルックスブラザーズ」のシャツをオマージュしたもので、ベースは90年代、ディテールには50年代のものを取り入れた。裾に付けたドローストリングで、クロップト丈にもできる。パンツはシルエットに定評がある定番ジーンズのタックパンツと同形にした。

ビンテージの「ブルックスブラザーズ」のシャツをオマージュしたシャツブラウス

 ブラウスとスカートのセットアップは、「定番を売っていきつつも変化を」と、シャンブレーとチュールを組み合わせて企画した。ブラウスのショルダーやスカートの裾にあしらったチュールが涼し気に揺れる。

 ジレはビンテージに着想したミリタリー風のデザイン。メンズライクだが、バックスタイルのみドローストリングで絞れてフレアシルエットが作れる。デニムに合わせるアイテムとして、こだわって形にした。

 定番アイテムの新色は、春夏らしい爽やかな色や加工が特徴。Gジャンは白、ストレートシルエットのジーンズはストーンウォッシュとグラデーション加工の2種類を出す。スラックス型のジーンズはチノパンツ風のベージュが新色。

新色の白のGジャンにシャツ地のツータックパンツ

 公式ECのほか、ビューティ&ユース、プルミエアロンディスモン、スピック&スパンなどと地方の専門店で扱う。



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