【上海支局】中国上場スポーツ用品メーカーの23年1~12月決算は、全社増収となった。コロナ禍からの回復でアパレルは2ケタ増基調だった。利益は明暗が分かれた。
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通期決算6社の売上高合計は1155億6700万元で13.4%増。スポーツ・レジャー消費の伸びで市場はより拡大している。特にランニングシューズを販売する企業は、中国全土で開催が増えているマラソン大会で認知度向上のためのアピールを強めている。一方で競争も激しく、商品調達コストや販売・管理費が上昇。営業利益率は安踏、361度の2社が改善したが、その他は悪化している。
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