【ホーチミン=北川民夫】蝶理グループがベトナムを拠点に商機を広げている。蝶理ベトナムは環境配慮型商材を切り口に市場を開拓、STXベトナムは気候変動による日本市場の変化に対応する生産体制を組んで増産している。
規制と市場見極めて
蝶理ベトナムは、環境配慮型の原料、生地を主力とした販売が「計画通り順調に推移している」として、大手SPA(製造小売業)向けとスポーツ、カジュアル対応の販売が広がりをみせている。「リサイクル素材で〝安心安全〟の品質を求める」顧客ニーズに応える「ブルーチェーン」関連商材を切り口に、大口の取引先への販売を重視する。
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