昨年6月に倒産したブルーワークスカンパニーが企画製造・販売していた国産ジーンズブランド「ブルーウェイ」と国産トラウザーブランド「コントライバンス」が今秋、復活する。 広島府中市に設立した新会社J-KURA(じんくら)が商標を買い取り、16~17年秋冬物から本格販売する。事業展開にあたり、かつての社員も参集、ブランド復活を目指す。
コントライバンスは都会的なカジュアルシーンに合わせたトラウザーブランドとしてブルーワークスカンパニーの末期に開発。販路は専門店、セレクトショップへの卸売りで、新生「コントライバンス」も同様の販路を引き継ぐ。自社ウェブサイトでの通信販売も行う。
復活の第1弾として、かつて好評だった細身の8分丈メンズトラウザーに絞り、これをストレッチデニム素材とストレッチピケ素材の2種類の素材で製造。デニムは濃紺1色のみ、ピケは白、紺、カーキグリーンの3色を展開する。同じシルエットでレディースサイズも展開する。
価格は1万4000円から1万7000円。すべて国内工場で生産している。本格展開する今秋には新型トラウザーも投入し、徐々に型数を増やしていく計画だ。