平成生まれの東コレデザイナーがネットで資金調達

2015/01/28 13:25 更新


 平成生まれ初の東コレデザイナー、益田翔太さん(ノアファー)が、ネットを通じた資金調達で2度目の東コレ参加に臨む。出展費用の全額を自前で賄(まかな)えないこともあり、クラウドファンディングサービス企業で出展資金を募ることにした。

 益田さんは平成生まれの25歳。2010年に自身のブランドである(ノアファーを立ち上げ、2014年秋の「Mercedes-Benz Fashion Week Tokyo(東京コレクション)」でデビューした(写真左、下)。

 2度目の挑戦となる次回展(2015年4月、2015-16春夏物)のために、クラウドファンディングサービス「キャンプファイヤー」を通じて出展資金を募る。

 東コレでランウェイのショーを開くと鳴ると、一般に700万円から1000万円、会場費やモデルのギャラ、演出等を最大限削っても最低300万円はかかると言われる。益田さんは、「情熱のある若手デザイナーが金銭的なハードルの高さのために大舞台に立てないことに疑問を感じ」、クラウンドファンディングで資金を集めて出展することにしたという。

 支援者へのリターンは、一般の方向けには名前を入れたオリジナルTシャツやコラボ商品の販売、ショー当日バックステージに入れるブランドパス、ショーでモデルが着用したサンプルプレゼントなど、通常手に入らないプランを用意。

 また、法人向けには、招待状やプレスリリースに協賛として企業名を掲載、ノアファーのホームページに企業名を永久掲載、ショーならびに展示会当日、来場者に支援企業のサンプルを配布などのプランを用意した。

 募集はすでに始まっており、2月24日の0時が締め切り。目標金額は125万円。詳細はこちらで。

2015 Noir Fr 15



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