百貨店のジュエリー・アクセサリー売り場で、ジェンダーレスに対応できる品揃えを増やしている。Z世代の取り込みにもつながると見て、提案が強まっている。
(中村維)
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催事にも関心
「男性がアクセサリーをつけるという裾野が広がらないと」。そう話すのは、そごう・西武リーシング本部リーシング一部ファッション担当の澤純也氏。ブライダルで好調な「チャーミー」は、リングの横幅が広いデザインやクラフトマンシップが、こだわりある男性に支持されている。「リングは、例えば起業仲間同士でペアでつけるといったような需要も出てくるのでは」と見る。新規で注目しているのは、「ミラモア」。ニューヨークを拠点にする稲木ジョージ氏が手掛けるジュエリーブランドで、SNSでの発信力も高い。トライアルで出展した催事で手応えを得て、9月のミレニアムコレクションにも出展予定だ。モード感あるデザインが魅力で、客単価も高い。
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