レディスセレクト店「ドゥーズィエムクラス」(ベイクルーズグループのラクラス)はブランド20周年を記念し、女優・歌手のジェーン・バーキンの兄でカメラマンのアンドリュー・バーキンによる写真集と協業した。協業商品の販売のほか、六本木店では31日まで写真展を開催している。
写真集「ジェーン&セルジュ・ア・ファミリー・アルバム」は、ジェーン・バーキンとセルジュ・ゲンズブールの共演から、娘シャルロットが産まれ、家族として過ごした12年間を切り取ったもの。ドゥーズィエムクラスでは、写真集からセレクトした写真をプリントしたTシャツ(9800~1万1000円)や、ジェーンのワードローブをイメージしたトレンチコート(5万8000円)、シャツ、ボーダーTシャツを全店で販売。写真集も扱う。売り上げの一部はアンドリュー主催の、アフリカの子供を支援する団体に寄付する。
六本木店では写真展のほか、70年代のジェーンの部屋をイメージしたブースも作っている。来日したアンドリュー氏は、「写真のセレクションは的確ですし、ジェーンの部屋を思い起こさせる空間での写真の展示には驚きました。ジェーンにもこの空間の写真を送ったところ、『ワンダフル!』と喜んでいました」と語った。
ドゥーズィエムクラスはもともと、トラディショナル、クラシック、モダンをキーワードに95年に青山店(当時)をオープン。13年春のリブランディングでは、トラッドをベースに肩の力を抜いてファッションを楽しむことを提案。モダンでミニマルな雰囲気が今の女性の気分をとらえ、支持を得ている。