海外でEC展開に取り組む企業が徐々に増えている。世界でEC比率が高まり、さらに日本では円安の進行、インバウンド(訪日外国人)の回復が追い風となっている。販売方法や販売先の国・地域が多様化している結果もアンケート調査に反映された。
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企業増え手法が多様化
越境ECを「展開しているか」の問いに、「展開中」と回答したのは半数を超える54%となり、前年調査と比較して5ポイント増加した。「1年以内に開始予定」「検討中」を含めると76%となり、前年から3ポイント増加した。
「予定していない」「中止した」の合計は24%で、前年から3ポイント減少している。
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