コンフォート・ゴトウ(東京、後藤慎太郎社長)が総輸入代理店を務める仏製ルームシューズ「ファジョー」が売れている。
フェルトで、着脱できるフットベッドが入っており、本体は手洗いが可能。羊などのアップリケが丁寧に施され、上質感と機能が両立する部屋履きとして人気になって、昨年の倍近くを販売している。
アイコンの羊のほか、猫など複数の種類があり、無地も揃って価格は7000~9800円。部屋履きとしては高額だが、機能的で温かみのあるデザイン、洗えて清潔感を保てることなど、品質の良さが他にないと購入に結びついている。
3年ほど前に代理店となり、靴専門店を中心に卸し先が広がる中で昨年、国内での商標権も取得した。今秋冬は、富裕層を顧客にするカタログ通販が本格化。新規でインテリア店などが加わり、来シーズンに向けてさらに販路を拡大する。