ファーストリテイリングは、塚越大介グループ上席執行役員が11月27日付で取締役に就任する人事を発表した。10月9日の決算会見で柳井正会長兼社長は「経営幹部は正しい考えを持つ優れた人でなければならない。塚越君は(経営幹部の)有資格者の一人」と語り、取締役就任後は「(ファストリ全体の経営に関しても)責任を負ってもらう」考えを明らかにした。
(柏木均之)
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海外で経験積む
塚越氏は02年に新卒入社。国内営業部、ユニクロ中国事業COO(最高執行責任者)を経て、20年9月にユニクロ米国CEO(最高経営責任者)となり、赤字だった北米事業を22年8月期に黒字化させた後、ユニクログローバルCEOに就任、23年9月、44歳で柳井会長に代わってユニクロ社長に就任した。
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