「柳井さんはどう思っているのだろう?」(柏木均之)

2017/12/27 17:35 更新


柏木です。

あっという間に年の瀬です。また、前回のブログから、ずいぶんと間が空いてしまいました。

例によって、今回もこれから新聞に掲載する記事の前宣伝です。

ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長に取材してきました。


年明けに繊研新聞の紙面に掲載するインタビュー連載のためです。

場所は有明。ユニクロ・シティ・トーキョーです。

2月、ファーストリテイリングは主力のユニクロの商売機能と携わる人員を六本木のオフィスからこの有明に移しました。


ユニクロ・シティ・トーキョーは有明の倉庫6階にあり、1万6500平方メートルの1フロアで1000人が働いています。

マーチャンダイジング、R&D(研究開発)、マーケティング、生産、商品計画、営業、IT(情報技術)などの部署が、六本木とは違う、広大な1フロアで働いているのですが、


各部署は幅広い通路でつながっていて、


ライブラリーや、


カフェ、


集会スペースなどもあって、全世界とつながって仕事が出来る環境を目指しているそうです。


また、先日、紙面でも紹介しましたが、セーター以外のサンプルを作れるアトリエの機能も年明けからさらに強化するとのことです。


さて、今回はこの有明のライブラリーで柳井さんに取材したのですが、聞いたのはまず、この間の世の中の変化は、ファッションの商売にどんな影響をもたらしたのか?

有明の新事務所で、どんな仕事をしたいのか?


他のメディアにも色々書かれていましたが、有明オフィスの階下にある、物流センターの活用は上手くいっているのか?

ゾゾタウンやアマゾンのようなネット系企業のファッション市場での台頭は柳井さんの目にどう映っているのか?


企業も個人もグローバル化やデジタル化がもたらす変化への対応が不可避になっている中で、ファッションの商売で成功するために、本当に大切なものは何か?

といったことを質問してきました。

繊研新聞の今年の発行は12月28日までで、年明けの18年は1月1日に特別号を出して、通常の新聞発行は4日からになってしまうのですが、その通常発行が始まるタイミングから、今回の柳井さんのインタビュー記事を繊研新聞に掲載します。

年明け、仕事始めのタイミングで、ファーストリテイリングという日本最大のファッション小売りのトップが、世の中の変化をどう見ているのか、これから何をしようと思っているのか。

周辺取材で推測した「・・・のようだ」とか「・・・と思われる」ではなく、柳井さん本人に聞いた、そのままで読めるのは繊研新聞だけだと思います。


ご興味がおありのかたは、この機会に是非。

では、また。


かしわぎ・まさゆき 編集部記者。92年入社、大阪支社で商社など川上分野とアジアを長年取材。02年に東京本社転勤、現在、セレクトショップや外資系チェーン店などを担当。統計資料なども司るデータ番長。大阪府出身。
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