柏木です。
繊研新聞は土日と祝日に加えて休刊日は発行されません(業界のニュースを届けるのがミッションの業界紙なのに、サボってばかりになってすみません)。なので、新聞に載る前に、ブログで少し、ニュースを紹介しておきます。
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先日、「ユニクロU」の17年秋冬商品の発表会を取材してきました。
9月末から日本を含む19カ国・地域で発売されたユニクロ・Uは、クリストフ・ルメールさんと氏の率いるパリのR&Dセンターが作る、ユニクロの新ラインとして去年の秋冬に販売を開始しました。
今秋冬で3シーズン目ですが、今回の目玉商品の1つはデザイン性と着心地を高めたホールガーメントで、このリブ編みのドレスは6000円ちょっとで買える値段だそうです。
取材した会見は平日の朝で、その後、商品を売っている店の取材もしたのですが、オープン直後からけっこうお客さんが詰め掛けていました。
覚えておられるかたも多いと思いますが、ルメールさんとユニクロは、ユニクロU以前にも、15年に「ユニクロ・アンド・ルメール」でコラボしていて、その翌年、ユニクロはパリのR&Dセンターのアーティスティックディレクターとて、ルメールさんを迎えています。
有力なデザイナーさんとのコラボ自体は、ユニクロは09年にジル・サンダーさんとの「+J」以来、何度かやっていて、今秋冬はJWアンダーソンさんとのコラボ商品も販売しています。
ファーストリテイリングの柳井会長は、常々「優れたデザイナーは服の知識や先見性があり、すごく魅力的な商品を作れる。その才能を我々の服の中に入れていきたい」と、デザイナーさんと組んで商品を作る理由を話しています。
ただ、ユニクロUの場合、ただ、デザイナーとコラボして、それを売るシーズンの話題を作る以外の目的があるようです。
たとえばそれは、商品のデザインであり、価格といった面に見ることが出来ます。
と、いうわけで、
ユニクロがユニクロUでやろうとしていることは何なのか。11日以降の繊研新聞に掲載します。
ご興味のある方はご一読ください。
では、また。
かしわぎ・まさゆき 編集部記者。92年入社、大阪支社で商社など川上分野とアジアを長年取材。02年に東京本社転勤、現在、セレクトショップや外資系チェーン店などを担当。統計資料なども司るデータ番長。大阪府出身。
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