動物の皮は植物タンニンやクロムでなめされ革となる。牛や豚など食用の副産物として利用されることが多い。量は少ないが魚類も同じように皮が革にされている。代表的なものでは、細かい粒状が特徴のエイ(革名はスティングレイ)、ざらっとしたしぼが持ち味のサメ(シャークスキン)、艶やかで強度もあるウナギ(イールスキン)がある。姫路のなめし業者が最近、実用化に踏み出したのが、琵琶湖のブラックバスと近畿大学の養殖マグロ。牛革とは異なる個性が特徴だ。
《FB用語解説》魚類の革 牛革とは異なる個性
2017/05/17 04:00 更新