ジュエリーを身につける喜びを未来へとつなぐ――エフ・ディ・シィ・プロダクツは、DtoC(メーカー直販)型のサステイナブル(持続可能な)ジュエリーブランド「コフル・バイ・4℃」を立ち上げ、11月12日から「4℃」ECサイト内で販売する。
鉱山での採掘活動による環境破壊に鑑み、ゴールドやシルバーはチェーンやパーツも含め全て再生地金を使う。ダイヤモンドは、天然ではなく合成ダイヤモンドを採用する。空輸で排出される二酸化炭素の削減のため、製造工場は国内に限定した。パッケージもFSC(森林管理協議会)認証を得た再生素材。売り上げの1%は植樹など森林保護活動に役立てる。
瀧口昭弘社長は「我々にできる最大限のサステイナブルとは何か。それは我々なりに地球温暖化にどう向き合うべきかを考えることだとの思いからスタートした」とし、「明日から全てを変えることは難しいが、まず一歩踏み出すところから始めたい」と話す。コフル・バイ・4℃で得たノウハウは、今後主力「4℃」ブランドにも反映させる。