「SPA(製造小売業)型ジュエリー企業としていつ原材料を調達すべきかは大きなテーマ」とフェスタリアホールディングスの貞松隆弥社長。
26年8月期第2四半期の決算は増収も営業減益となった。新基幹システムの外注費増という織り込み済みの経費のほかに、地金価格の高騰が粗利率を引き下げた。特に年末年始のブライダルジュエリーのかき入れ時に主原料であるプラチナが急騰、「プラチナ地金価格は9月頭とピークの1月26日では価格差が倍以上になった。金は8月末に調達しヘッジしていたが、プラチナは売れた分だけ調達しており粗利が吹き飛んだ。大いに反省すべき」と振り返る。
以後、プラチナも含め「安いと思われるタイミングで調達する」。これに加え、夏以降に稼働予定の新基幹システムの導入により、ベトナムの自社工場から本部、販売の各チャネルをつなぎ在庫を一元化し、サプライチェーンの最適化を図る。「オンタイムで国内外の在庫、顧客動向を把握しベストなタイミングで売価変更やMDの再構築を行う。粗利改善にはそのスピード感、機動力が重要になる」としている。
