「コムサプラチナ」 精度向上で2ケタ増収続く 春夏も重点商品で上積みへ

2026/01/07 06:29 更新


 ファイブフォックスは百貨店販路のレディス業態「コムサプラチナ」が24年秋以降、売り上げが2ケタ増ペースで伸び続けている。全店でのMDの改善が軌道に乗ってきた。

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 コムサプラチナは24年秋にMD改善に着手、POS(販売時点情報管理)データの分析を徹底するとともに、POSでは現れない売り逃しの分析も強めたほか、各店舗での売り上げ情報や商品要望なども加味してMDの精度を高めた。特に毎週のMDミーティングで商品ごとに数量や納期、企画修正など判断する作業が効果を上げており、売り逃しが目立った地方、郊外店での伸びも貢献している。

 25年は前年以上にMDが改善し、残暑が厳しかった9月は2ケタに届かなかったものの、シーズン全体では現在のところ2ケタ増を維持している。特にウールコートは前年比50%増、ダウンウェアも40%増と大きく伸ばした。

 インブランドの「コムサ」「K.T キヨコ タカセ」に加えて、今春にスタートした値ごろなエントランス企画「コムサワードローブ」も客数増に寄与している。ただ全体としては価格が上がっており、客単価も上がっている。

 26年春夏は薄く軽いアイテムを強めることで短い春と長い夏に対応する。中肉商品を中心に企画を絞る一方、コムサの麻混オックスフォードのセットアップ、K.Tの麻混接触冷感ジャケットなど重点商品は奥行きをつけて売り上げをつかむ。奥行きの足りない場合もあり、「まだ改善の余地は多々ある」とし、売り上げ確保に力を入れる。

「コムサ」の麻混セットアップ
「K.T キヨコ タカセ」の麻混ジャケット(右)

 MDミーティングや各店との連携強化で「企画と店の一体感が強まってきた」ことも生かしながら精度をさらに向上させていく。



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