レディスSPA(製造小売業)のフリーインターナショナル(名古屋)のヤングレディスブランド「フィント」は、季節性のある商材の提案を強めている。6月中旬から店舗とECでゆかたの販売を開始したほか、今春夏はレイングッズも充実している。
【関連記事】銀座の百貨店でゆかた商戦スタート 今年は柄で
同ブランドはレトロガーリーなテイストが特徴。和柄などが多い一般的なゆかたでは「物足りないと感じている顧客がいるのでは」(石榑亮太取締役店舗開発兼人事部部長)と見て、販売を決めた。
ゆかた(1万6000円)はチューリップの総柄で、アイボリーとミントグリーンの2色。アイボリーにはピンク、ミントグリーンにはイエローの帯をセットにした。ウッドソールのサンダルやかごバッグ、カンカン帽を合わせるなど、フィントらしいゆかたの着こなしを薦める。
今春夏はクレリック襟のレインコートやレインブーツも販売しており、売れ行きが良いという。季節性の強い商材は品揃えに鮮度が出せるため、今後は水着などの販売も検討している。