英国のトランクブランド「グローブトロッター」は8月1日、創業460年を迎えた京友禅の老舗「千總」との協業で「サファリ・ユウゼン」コレクションを発売する。英国王室が愛用してきたグローブトロッターと、日本の皇室御用達の歴史を持つ千總は、ともに長い歴史のなかで培ってきた手仕事にこだわりを持つ。今回はそれぞれの魅力を組み合わせて、華やかなコレクションに仕上げた。
ベースになったのは、グローブトロッターを代表するトランクのシリーズ、サファリコレクション。そこに、京都で受け継がれた柄が描かれた。アイボリーホワイトの外装には、同色の松菱柄が淡く浮かび上がる。ケースを開けると、日本を象徴する菊と英国の国花イングリッシュローズを組み合わせた柄“花の丸”が大胆に描かれている。
商品は全4型。9インチ(24㌢×21㌢×12㌢)のミニユーティリティーケース(10万円)、18インチ(45㌢×35㌢×18㌢)のトロリーケース(24万円)、21インチ(54㌢×39㌢×17㌢)のトロリーケース(26万円)、30インチ(75㌢×44㌢×24㌢)のエクストラディープスーツケース(32万円)。
18インチのトロリーケース以上は、きものガーメントケース、小物ケース、草履ケース、草履クッションが付属につく。ヴァルカナイズ・ロンドン各店や、グローブトロッターの売り場(三越日本橋本店、三越銀座店)などで販売する。