《どう作るどう売る》百貨店ファッションジュエリー④ 阪急うめだ本店 馬場てるみさん 〝納得〟の購買をサポート

2024/10/18 11:30 更新有料会員限定NEW!


阪急うめだ本店 婦人服飾品営業統括部アクセサリーシーズン雑貨営業部バイヤー、ブライダル・アニバーサリー担当 馬場てるみ氏

 昨年に売り場を一部刷新し、対面販売から側面販売にレイアウトを変え、より買い回りしやすくなった。今春夏はインバウンドも増え、売り上げは前年同期比20%増で伸長。9月は端境期でいったん落ち着いたものの、前年超えの伸びは続いている。

【関連記事】《どう作るどう売る》百貨店ファッションジュエリー③ 伊勢丹新宿本店 田川和志さん 興味関心、映す売り場に


 クリスマス時期も、ギフトに加えて自家需要も訴求する時代です。自分で買う方はこだわりを持ち、納得すれば予算超えでも購入される。ただ、素材高騰で値上げが続く中、「憧れアイテムの買い時が分からない」という方もいます。店頭では価格よりも、納得いく購入のお手伝いをするのが大切と考え、テイスト、こだわり、ニーズの聞き出しを重視。その中で一生ものとなるアイテムがあれば、「欲しい時が買い時です」と思い切っての購入を勧めしています。 ジェンダーレスでの提案も強化しています。今やハートやリボンモチーフに至るまでボーダーレスで紹介でき、需要もあるとの考え。自身用かギフトかを伺うスマートなアプローチと、顧客に寄り添う丁寧なスタイリングが肝要です。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定連載



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事