昨年に売り場を一部刷新し、対面販売から側面販売にレイアウトを変え、より買い回りしやすくなった。今春夏はインバウンドも増え、売り上げは前年同期比20%増で伸長。9月は端境期でいったん落ち着いたものの、前年超えの伸びは続いている。
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クリスマス時期も、ギフトに加えて自家需要も訴求する時代です。自分で買う方はこだわりを持ち、納得すれば予算超えでも購入される。ただ、素材高騰で値上げが続く中、「憧れアイテムの買い時が分からない」という方もいます。店頭では価格よりも、納得いく購入のお手伝いをするのが大切と考え、テイスト、こだわり、ニーズの聞き出しを重視。その中で一生ものとなるアイテムがあれば、「欲しい時が買い時です」と思い切っての購入を勧めしています。 ジェンダーレスでの提案も強化しています。今やハートやリボンモチーフに至るまでボーダーレスで紹介でき、需要もあるとの考え。自身用かギフトかを伺うスマートなアプローチと、顧客に寄り添う丁寧なスタイリングが肝要です。
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