メンズアパレルメーカーのハワード(東京)は、ストリート系ブランドの好調な流れを受け、ライセンス生産販売する米スケートボード系ブランド「マーク・ゴンザレス」で、17年秋冬物からビッグシルエットラインの「マーク・ゴンザレス80 ’s 」を発売する。
3年前から80~90年代スタイルがトレンドとなり、ストリート系の人気が高まって、コーチジャケットやMA‐1の売り上げが伸び始めた。特に昨年後半からコーチジャケットが売れ、同時にビッグシルエットへの要望が強まっているという。
16年秋冬のコーチジャケットは黒、ネイビー、カーキで1万枚用意したが、11月末で完売。17年1月末に5000枚追加投入してこれも完売し、春物を急ぎ2月に投入するほどの動きだった。
新ラインの秋冬物は、従来の米サイズとは違う新たなパターンでビッグシルエットを企画した。コーチジャケットを中心に、フード付きMA‐1、ランチコートなど。コーチジャケットは襟、背中にボアを配する。素材はワッシャー加工ナイロン、ポリエステル、コーデュロイ、デニム。色はベージュと赤を追加し5色にする。8900~9800円。販路はカジュアル専門店中心。
同ブランドは80~90年代、米ロサンゼルス出身の世界的に有名なプロスケートボーダー、マーク・ゴンザレス氏が描いたアート作品をもとに、スケートボードカルチャーに根ざしたアイテムで一世を風靡(ふうび)したブランド。
ビッグシルエットの新ライン「マーク・ゴンザレス80’S」のフード付きMA‐1