韓国ブランドの展示会「トレンドフェア」(産業通商資源部が主催、韓国ファッション産業協会が主管)が8月20、21日、ソウルの複合施設COEXで開催された。コンセプトやクオリティーを重視した若手ブランドが揃い、グローバル市場にアピールした。
(小坂麻里子)
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同展は19年に名称を変えて以降、BtoB(企業間取引)向けファッション展示会として始動した。「韓国は大手ブランドもあるが小規模も多い。この展示会は国内外の流通をつなぐ役割を果たしている」と韓国ファッション産業協会のシン・ヒジン取締役。
取引先の開拓を目指して出展した80ブランドのうち、初参加は6割に上った。高い倍率の中、デザイン性や素材、価格、トレンドを加味した商品力、ブランド運営力を見て選ばれた新興ブランドたちだ。
バイヤーはロッテ、新世界、現代などの百貨店、ムシンサやWコンセプトなどECモールが来場した。日本、中国、台湾、シンガポールなどアジアのバイヤーも多かった。