ラップジャケットほか全商品がオーガニックコットン
H&Mの最新の新生児向けコレクションが、安全な循環型製品や製造を評価するEPEA（環境保護推進機関）のクレードル・トゥー・クレードル認証で、最上位に次ぐ「ゴールド」を獲得した。このうち、キルティング・コットン・ラップジャケット（税込み1499円）とコットン・ベビー・ブランケット（1999円）の2商品は、4月14日から自社ECで販売している。
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同コレクションは全商品が100％オーガニックコットン。新生児の成長に合わせて長く使えるよう、ウエストバンドやカフスを折り返せるなどサイズを調節できる。
クレードル・トゥー・クレードル認証は、素材と製品の安全性や循環性など5項目の達成度を5段階で評価するグローバル認証。ゴールド認定されたこのコレクションは、人体や環境に有害な化学物質を含まない素材を使い、リサイクルの水や再生可能エネルギーを使って製造した。素材や顔料は全て生分解性があり、長年使用した後は家庭用コンポストで堆肥（たいひ）化できる。ゴールド認定だが、素材の再利用性以外の全ての分野では最上位「プラチナ」を獲得している。
H&Mは、循環型ファッションの取り組みとして30年までに全素材をリサイクルかサステイナブル（持続可能な）に調達されたものに切り替える目標を掲げている。
