ヒューマンメイド、急成長追い風に10期目での上場 企業価値を高めるその戦術とは?

2025/12/15 06:29 更新有料会員限定NEW!


上場セレモニーで(左から、ファレル、鳩山、松沼、柳澤、NIGOの各氏)

 11月27日に東京証券取引所のグロース市場に上場したヒューマンメイド(東京)。上場日の終値は1株当たり3545円で、公募価格を約13%上回った。「多くの投資家に評価してもらった。さらに期待を上回るよう身を引き締めていきたい」。21年にトップに就いたファーストリテイリング出身の松沼礼代表取締役CEO(最高経営責任者)兼COO(最高執行責任者)は取引終了後の会見でこう語った。創業は16年、10期目での上場だ。成長の背景を問われた松沼氏は、「経営とクリエイティブの分離。これが仕組みとして機能した」と胸を張った。価値の高いクリエイティブをビジネスが担保する。

(永松浩介編集委員)

【関連記事】ヒューマンメイド “伸びしろ”に高い評価 時価総額、大手アパレルに迫る

商売とクリエイティブ分離

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

無料体験をはじめる

無料体験をはじめる

※無料期間終了後、最低1カ月の有料購読契約が必要です。

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード有料会員限定ピックアップニュース解説



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事