11月27日に東京証券取引所のグロース市場に上場したヒューマンメイド(東京)。上場日の終値は1株当たり3545円で、公募価格を約13%上回った。「多くの投資家に評価してもらった。さらに期待を上回るよう身を引き締めていきたい」。21年にトップに就いたファーストリテイリング出身の松沼礼代表取締役CEO(最高経営責任者)兼COO(最高執行責任者)は取引終了後の会見でこう語った。創業は16年、10期目での上場だ。成長の背景を問われた松沼氏は、「経営とクリエイティブの分離。これが仕組みとして機能した」と胸を張った。価値の高いクリエイティブをビジネスが担保する。
(永松浩介編集委員)
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商売とクリエイティブ分離
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