今年8月からサッカーのデンマーク代表のオフィシャルサプライヤーに返り咲くデンマークのスポーツブランド「ヒュンメル」が、「ダニッシュ・ダイナマイト」の愛称で知られる86年メキシコワールドカップ出場チームのユニフォームをモチーフにしたスニーカーを発売した。
ストライプと無地を半分ずつ切り替えたデザインが特徴のユニフォームの柄を定番のキャンバススニーカーで表現し、ボディー全体のストライプが一際目を引くようにした。ヒュンメルの代名詞でもあるシェブロンラインと呼ばれる「<」が連なった模様のライン入り。
ヒュンメルの国内商標権を持つエスエスケイ(大阪)による特別企画で、国内だけの販売となる。サイズは22・5~28㌢、6000円。販路はスポーツ専門店やシューズ専門店。
デンマーク代表は、86年、98年、02年、10年と4度ワールドカップに出場しているが、デンマークの調査機関が10年に実施したアンケートによると、86年のチームがベストという回答が65%にのぼっている。このチームにはJリーグにも在籍したミカエル・ラウドルップやプレーベン・エルケーア・ラルセンらが名を連ねていた。グループリーグでは西ドイツ(当時)、ウルグアイ、スコットランドの「死の組」を1位で突破したが、決勝トーナメントではスペインに1対5で敗れた。