縫製業のまちとして知られる岩手県久慈市から、中価格帯のTシャツブランド「9 o'clock(ナインオクロック)」がデビューした。創業者は元オーナー美容師で、アパレル業界・繊維業界での勤務経験はなく、消費者目線で作りあげたという。
販路は自社インターネット通販サイトのみ。同市の縫製工場、アクティブが生産を担う。ブランド名は、久慈(くじ)にちなんで、9時=ナインオクロックと名付けた。
Tシャツは綿100%で、60番手単糸を使ったスムース素材を採用。独特の光沢感と滑らかな手触りが特徴という。Vネックとクルーネックの2型があり、パターンは異なるが、デザインはユニセックス。
それぞれ白、黒、杢グレー、ライトグレーの4色展開で、WS、WM、S、M、Lの5サイズで価格は3500円(税別)。WSとWMは女性向けのSとMサイズで、S、M、Lサイズは男性サイズ。
創業者の香取正博さんは千葉県出身で、25歳で都内に美容室を開業。15年には経営していた2店舗を売却し、以前から興味を持っていたアパレルビジネスに参入、拠点も久慈市に移した。ウェブサイトはこちら。Eメールアドレス:mkatori@9oclock.co.jp