イズミ、アダストリアと共同開発の「シュカ」が好発進 若い世代を集客

2022/10/20 06:30 更新有料会員限定


顧客の30~40代の構成比が既存売り場より高まった「シュカ」

 量販店のイズミ(広島市)は直営の衣料品売り場でアダストリアと共同開発したレディスの「シュカ」が好スタートを切っている。顧客の若返りが進み、今まで取り込めていなかった消費者ニーズを捉えて、新規顧客を獲得している。今後は他ブランドとの協業も模索し、「うちの一番の強みは多くのテナントとのつながりが太いこと。そのつながりを大切にして色々な協議を進めたい」(町田繁樹取締役専務執行役員経営企画本部長)と考えている。

(小田茂)

【関連記事】イズミがアダストリアと協業しレディス「シュカ」を開設

 シュカは9月15日に「ゆめタウン広島」の衣料品売り場に開設し、既存46店へ広げている。「他社にない新しい取り組みがようやくスタートできた。アパレルも今までと同じ考えではGMS(総合小売業)から売り場がなくなる。同業他社も同じような状況だが、前年踏襲の考えを改め、変革のスピードを上げないといけない」との危機感から開発した。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事