日本通信販売協会が10代~60代の男女1000人を対象に実施した「リアル書店とネット書店の利用実態調査」結果によると、過去1年間で書籍購入したチャネルはリアル書店が約74%、ネット書店は約45%だった。
両チャネルの年代別利用率は40代がリアル書店(67.6%)とネット書店(57.5%)の差が9.9ポイントと最も小さく、仕事と育児など多忙の中で両チャネルをうまく使い分けていることが分かった。
60代のネット書店利用率(39.9%)は10代(36%)を上回り、ネット書店のシニア層への高い浸透度が明らかになった。
書籍ジャンル別で見ると、リアル店はライトノベル、小説、雑誌、初めて買う作家の本や好きな作家の最新刊、ネット書店はコミックス、趣味の本、中古、まとめ買いなど興味分野の深掘りに利用する傾向にある。
探しやすく手間もかからないネット書店での購入は、今後も増えると予測している。