日本釦協会(大隅洋理事長)は4月17日、第22回日本ボタン大賞コンクールの入賞発表・表彰式を東京ビッグサイトで開かれた「日本ホビーショー」で行った。応募総数164点で、グランプリの経済産業大臣賞に輝いたのは、アイリスの堀内優さんの作品。このほか優秀賞10点、奨励賞10点を選出した。
グランプリ作品は透明感のある層に立体感のあるデザインを施し、凸部を焼くことでオーロラのようなグラデーションを強調するボタンに仕上げた。堀内さんは「アイリスで15年間作り手として製作した一つが、今回の作品。今は販売を担当しており、ボタンの素晴らしさを世に広めていきたい」と話した。

2回目となるペーパーデザイン部門は、応募総数324点から、中部ファッション専門学校の森田陽芽さんがグランプリとなった。