好評につき第2弾です。24日まで開催中のJFWインターナショナル・ファッション・フェア(JFW‐IFF)とファッションビジネス・ソリューション・フェア(FBS)で、会場を回った繊研記者が「思わず心動いた」「バイヤーにこれだけは見てほしい」と足を運ぶ価値があると断言する商品及びブランドを集めました。
※アイテム詳細(本体価格)/「ブランド名」(社名)、ゾーン名、ブース番号
1、記者の間で話題、にじむ素材の心地よさ
「柔らかくてきれいな色味が並ぶ、ニットメーカーのファクトリーブランド。ふわふわと気持ち良さそうなその見た目に思わず手が伸びる。心が解きほぐされるような印象は、消費を喚起する要素になりそう」―記者A子(バッグ・ジュエリー担当)
写真=高松のニットメーカーが立ち上げたファクトリーブランド。編み立てから縫製まで国内自社工場で一貫生産する。16年春夏は、インドの超長綿や、ハードマン社のリネンなどを使用。スエット風パンツ(1万6000円)など、ベーシックな中にトレンドを取り入れたアイテムが揃う/「スエロ」(中商事)、アーバンエレガンス、A-208
2、不思議な光景に思わず目が点、水と光のアクセサリー
「え?!水??と、道行く人が次々と足を止めていたアクセサリー。ガラスに水をとじこめるという大胆な発想とシンプルな美しさは、自然の造形美を身に付けられるようで気持ちが良い。誰ともかぶらなそうな特別感と自然体の華やかさで、パーティーにもカジュアルにも使える」―繊研plus副編集長
写真=大ぶりのガラス玉の中に本物の水をとじ込めたタイ出身クリエイターのアクセサリー。シンプルな形状ながら、揺れ動く水の効果で存在感は抜群。光が水に当たることで、周囲にクリスタルのような輝きを生む。6000~2万5000円/「ラ・ジュエリー」(ラ・デザインストア)、クリエイターズヴィレッジ、E-25
3、ベーシックアイテムで国産の良いものを探すなら
「ごくごくベーシックなアイテムの国産のいい物を、手に取りやすい価格帯で揃えている。〇ニクロでは満足できないけど、変におしゃれ過ぎる物も求めていない、普通の大人の男性にはまる。シャツや一枚仕立てのジャケットに定評があり、今回チャレンジしたと言うコートもニクイ」―記者B男(メンズアパレル担当)
写真=国産ブランドのかっちりフォルムのダッフルコート。ラムウール・ナイロンの混合素材で、カチミヤタッチの柔らかさと軽さを志向。国産を思わせる和モチーフのオリジナルタグの裏にはシリアルナンバーと、「10年間アフターケア保障」の記載あり。コート6万2000円、シャツ8900~9800円/「ソンタク」、メードインジャパン、F-002-04
(※アイテム詳細(本体価格)/「ブランド名」(社名)、ゾーン名、ブース番号)
4、ごりごりのアメカジ、統一感に迫力
「ごりごりのアメカジ。そのテンションがトータルコーディネートで揃い、統一感に迫力がある。アパレルはもちろん、ハット、靴など雑貨も充実し、またメンズの人気商品はレディスやキッズまである。デニムパンツのポケットをめくると、さりげなくタグを配しているのもいい」―記者C太(メンズカジュアル専門店担当)
写真=05年スタートのクラシック感漂うカジュアルブランド。トップからボトム、服飾雑貨までがトータルで揃う。メンズ中心で人気の品番はレディス、キッズもある。根強く人気なのはデニムパンツとハット。ボトム1万5000~2万円、帽子5000~1万円/「オージークラシックス」(ユーエンタープライズ)、アクティブ&カジュアル、B-1511
5、世界に一つだけのグラデーションカラー
「世界に二台・同社にしかないという三軸織物の機械で作ったオンリーワン商品。通常のジャカードが縦と横の二方向から糸を絡めるのに対して、斜めの方向から3本目の糸を組み合わせるため、他にない繊細なグラデーションが出せる。奥深い一品」―記者D美(テキスタイル担当)
写真=組ひもを応用した「組み織り」とト―ションレースの技法を融合した三軸組織の製品。複数のシルク糸を束ねて甘撚りし、格子柄などに織り上げると、美しいグラデーションが表現される。ストール1万8000円、財布3万円、カードケース2万5000円/「サンジク」(近江屋)、メード・イン・ジャパン、F-1104
(※アイテム詳細(本体価格)/「ブランド名」(社名)、ゾーン名、ブース番号)
JFW-IFF/FBSは、24日17:00まで東京ビッグサイトで開催中。お早めにお運びください!!