国際協力機構(JICA)は、ベトナム政府、ILO(国際労働機関)、民間団体などと、外国人技能実習生らに関する新たな求人の枠組みを今秋にも立ち上げる。実習生らが母国で支払う費用を受け入れ企業が負担するなど公正で倫理的な制度とし、日本が「選ばれる国」を目指す。
(中村恵生)
国際水準の求人に
現在準備中の枠組みは正式名称「ベトナムから日本への移住労働者に関する公正で倫理的なリクルート」(VJ-FERI)で、10月以降早期の運用開始を目指す。監理団体や企業を通じた既存の受け入れと併存した民間による自発的な制度との位置づけだが、企業価値向上につながる取り組みとして参加を呼び掛けていく。
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