アパレル消費が低迷する中、ファッションテキスタイルの訴求力が一層問われている。都内で10日まで開かれているJITAC(日本輸入繊維代理店協会)ヨーロピアン・テキスタイル・フェアには欧州ならではの意匠に凝った生地が並ぶが、価格の高さから日本での商売が難しくなっているとの声が聞かれる。商談の鍵を握るのは技術力やストーリー性。在庫販売で小ロットに対応し、コストを軽減することで価格に厳しい日本企業に応える企業もある。
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同展は欧州素材を扱う輸入代理店約70社が出展し、欧州を中心としたテキスタイル企業600社のコレクションが展示される。
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