クールビズのスタートから20年以上が経った。ビジネスウェアのカジュアル化や猛暑・残暑も追い打ちをかけ、ネクタイ業界は厳しい状況にある。これを受けメーカー各社では、自社工場の高い技術を生かした服地の開発と販売に乗り出す動きが活発化している。また、SNS上ではクラシックなメンズドレスの着こなしに興味を持つ若者が増えるなど、光明も見えてきた。
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物作りの地力
ネクタイ業界は日本の経済成長と共に拡大してきた。高度経済成長期に端を発し、バブル景気で大きく伸長。業界が仕掛けた「父の日」キャンペーンが奏功し、プレゼントの定番としての地位も確立した。しかし、90年代後半からは需要が落ち込み始め、クールビズが推奨されて以降は長い苦境に立たされている。
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