「ユハ」 東京国立博物館表慶館で初のショー

2024/02/19 11:00 更新


 ユニセックスの「ユハ」(武長遼)はこのほど東京国立博物館の表慶館で単独のショーを行った。テーマは「モノセックスモードショー」。男性と女性が共有できるマスキュリンなアイテムに、レースなどのフェミニンな素材を差し込み、ジェンダーフルイドなスタイルを見せた。

 ワークブルゾンやダメージ加工のGジャンは着丈を長めにし、体形を問わないリラックスムードの量感。女性モデルは、ケーブルニットのチューブトップをその下に着用し、素肌をのぞかせてセンシュアルに表現する。男性モデルは、ロングジレに毛足の長いシャギーマフラーを巻いたり、レースのノースリーブトップにファンシーなトラウザーを合わせたり、キラキラとした光沢をアクセントにしている。

ユハ
ユハ

 デビューから10年を迎える中で初のショーを行った武長は、「60年代にモノセックスのショーを行った長沢節さんへのオマージュを込めて、ジェンダーレスとは異なる提案の仕方にチャレンジした」と話す。

(須田渉美、写真=加茂ヒロユキ)



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事