タレントにして、女性写真家の顔をもつ、ジュリ・ワタイの写真集「トーキョー・フューチャー・クラシック」がこのほど、リリースされた。撮影からモデル、スタイリング、ディレクションなど、すべてを本人がこなした究極の「自撮り作品集」となっている。
ジュリ・ワタイは、アイドルとして活動したのち、24歳で単身イタリアに渡り、現地出版社から写真家として「SAMURAI GIRL」(2006年)を出版、帰国後もそのカラフルでポップなCG加工は内外で高い評価を得ている。
写真家としての活動のほか、「天野あい」名義でタレントとしても活動。電子工作の世界に造詣が深く、iPhoneアプリの開発に携わるギークガールとしても知られる。
本作では、パワーローダーやモビルスーツ、アンドロイドや3Dスキャナーなどなど、様々な機材やメカなどと自ら絡みながら、未知のテクノスケープを描き出している。オールカラー112ページ、2000円(税別) 。