「クリスチャン・ダダ」(森川マサノリ)は16年春夏物のメンズで、ヘアデザイナーの加茂克也さんと協業している。パリでのプレゼンテーションの際のヘッドピースを加茂さんが手掛けていたが、ショーピースに留めるのではなく、一部はオーダーも受け付けている。
販売するのは、黒いホースレザーのキャスケット4型。16年春夏のイメージである、50年代のバイカーを思わせるアイテムだ。ダークな色のフェザーを飾ったり、黒い「スワロフスキー」クリスタルをびっしり貼り付けたりして、ゴージャスで毒っ気のある雰囲気に仕上げているのがブランドらしい=写真。価格はフェザー装飾のタイプが14万円、クリスタルが9万2000円。
ヘッドピースは、クリスチャン・ダダと、モッズヘアから独立した加茂さんの個人事務所「カモヘッド」との協業という形で企画している。クリスチャン・ダダの神宮前の直営店と、カモヘッドのサイトで8月末までオーダーを受け付けており、納期は16年2月頃の予定。