仏ケリンググループ傘下のケリングアイウエアは、スタイルとテクノロジーを兼ね備えた新プロジェクト「ブルー&ビヨンド」を立ち上げた。ラグジュアリーブランドのフレームに、デジタルディスプレーから発せられるブルーライトと紫外線をカットするダブルコートレンズを合わせた。コロナ下でのライフスタイルに着目し、新市場を狙う。
初のラインナップは「グッチ」、「サンローラン」、「モンブラン」。それぞれ特別に考案したフレームデザインに合う、ブルーライトカットと調光レンズを採用した。
このプロジェクトは、「スタイルと機能性の完璧な組み合わせを提案する我々の継続的な取り組みの新たな一歩。優れた快適性が加わることで、お気に入りアイウェアブランドの高い評価が得られると確信しています」とケリングアイウエアのロベルト・ヴェドヴォット会長兼CEO(最高経営責任者)はコメントした。
同社はケリンググループと「カルティエ」、モンブランなどリシュモン傘下ブランドのアイウェアの開発、製造、流通までを一元管理している。
(パリ=松井孝予通信員)