好調なリユース市場で、着用期間が短い子供服は、潜在需要を掘り起こせる可能性が高い。消費者には「メルカリ」などのCtoC(消費者間取引)が浸透しているが、そこにはない利便性や魅力で市場が広がりそうだ。
(金谷早紀子)
手軽さ売りに会員増
子供服の買い取り・販売サイト「キャリーオン」を運営するキャリーオン(東京)は、13年にサービスを開始し、会員数が9万2000人を超えた。利用者が売る際は専用キットに洗濯済みの服を入れ、同社に送るだけの手軽さだ。送料は無料。買い取りは1ポイント=1円で利用できる同社のポイントを付与する形で、アマゾンギフト券への交換や現金振り込み(500円単位)にも対応する。
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