22年春夏のレディス市場は、ファッションを楽しむムードが本格的に戻ってきた。キーワードは「Y2K」「デコラティブな装飾」「色」の大きく三つ。Y2Kトレンドからデニムやミニスカートに代表される肌見せのアイテムや明るい色使いが、シャツとブラウスではボリュームスリーブやフリルを取り込んだものが市場を席巻した。加えて、ベーシック、着こなしや仕様での汎用性が売れ筋の必須条件になっている。また、春夏の定番も復活。オケージョンドレスやトレンチコートが売れ、ハットや水着も動き、ゆかたも注目された。
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デニムアイテム幅広く
1位は昨春夏から注目されていたデニムアイテムだ。ジャケットやシャツ、コンビネゾン、ドレス、スカート、パンツなど幅広く出た。2位は肌見せアイテム。ミニスカートは昨年の秋冬から継続して売れ、カットアウトやスラッシュ、ベアバックで肌を見せるドレスやジャンパースカートが動いている。付随して、素材ではメッシュやかぎ針編みがよく見られた。