OEM・ODMのレオンインターナショナル “メタバース物産展”で福島支援

2024/03/11 10:59 更新


林レオンインターナショナル社長(右)と色川イロエンターテインメント社長

 OEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)主力のレオンインターナショナル(東京、林真吾社長)は、新規で始めたメタバース(インターネット上の仮想空間)事業の一環で、福島県の復興を支援している。仮想空間の物産展などで風評被害に苦しむ同県の食品の魅力を広める。

 同社は3Dサンプルの作成を得意とするなど、デジタル分野に強い。最近はメタバースで作った、展示会場や就活説明会場を提供する事業も始めた。他社の福島県双葉町に工場を作る取り組みに、林社長が感銘を受けたのをきっかけに、メタバースで同県を支援することを決めた。

 県内の酒蔵、漁港などを仮想空間で体験したり、名産品を買ったりできる〝メタバース物産展〟を構想する。24年10月をめどに、全日空が運営するバーチャル旅行プラットフォーム「エーエヌエー・グランホエール」に出展するのが目標。出展の資金は、自治体や賛同する企業からの協賛で集める。

 リアルの場も重視し、1月にブランドコンサルティングやイベントディレクションのイロエンターテインメント(同、色川裕哉社長)と協業で、渋谷にある自社のショールームでイベントを開いた。「福渋」と題し、県産の食品などを販売した。服のバザーも催し、若者客でにぎわった。ここで得た知見や意見をメタバースにも生かす。

 林社長は「ファッション企業は新しさを生み出せる。その力で若い人に福島の魅力を広めたい」と話す。

1月に開いた「福渋」は初日で商品のほとんどが売り切れた

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