融合して買い回り
異なる客層、価格帯の店並べる
専門店と百貨店を融合した新たな商業施設ルクアイーレが2日、開業する。高感度セレクトショップやファストファッションなどの低価格ファッション業態、百貨店が運営する八つの「イセタン」ショップなど、客層や価格帯の異なる店を同居させることにより、メーンターゲットの30~40代の男女や百貨店顧客だけでなく、既存のルクア(東館)が取り込めていなかった幅広い客層の獲得も狙う。ルクアとルクアイーレを合わせたルクア大阪全体の初年度(15年度)売上高は770億円を見込む。
■枠にとらわれない新しさ
ルクアイーレには高感度セレクトショップからファストファッション、食を含めた生活雑貨やクリエーター系商品など多種多様な業種・業態が出揃った。自由に買い回る消費者に向け、各店も業態の枠にとらわれない品揃えで目新しさを発信する。
■メンズ系ショップ 発展型の新業態に注目
レディス・メンズ複合型やメンズ系専門店は既存業態からの発展形が目立つ。大人をターゲットにグレードの高い商品を充実し、食品、生活雑貨を組み合わせる業態も。百貨店とファッションビルの要素を融合し、幅広い客層にアピールする。
(本文続きは繊研新聞2015年4月2日付1面、5面、3日付5面で。6日も連載中=お申込はこちら)
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