10周年の「マディソンブルー」 「レッドカードトーキョー」の本澤氏と協業

2024/07/02 10:59 更新


 今年で10周年を迎えた「マディソンブルー」のデザイナー、中山まりこは、15周年を迎えた「レッドカードトーキョー」のプロデューサーで、ドクターデニムホンザワの本澤裕治氏と協業し、3アイテムのデニムモデル「AGGY」を制作した。7月3日から販売を始める。

 「20代の頃から愛用している古着のデニムのボーイズサイズのバランスが好き」という中山。60~70年代のデニムをベースに、パンツにはマディソンブルーで人気のテーパードラインを融合させるなど、現代的なシルエットへと発展させている。00年代に活躍したモデル、アギネス・ディーンを思い出し、あだ名のAGGYをモデル名にした。

 デニム生地には、本澤氏の知見や国内の加工技術が凝縮される。ジャケット(税込み10万2300円)とパンツ(9万2400円)は、整理加工をしていない生機を使い、自然な縮みのある風合いを生かす。手作業のビンテージ加工でこなれた雰囲気に仕上げた。ウェスタンシャツ(7万8100円)の生地は、紡績加工で生じる綿を一定量混ぜてムラ感を出し、経糸には2種類の番手違いの糸を使って凹凸のある緻密(ちみつ)なビンテージ感を表現する。

ボーイズサイズでシャツ感覚のコンパクトなジャケット、足元をすっきりと見せたテーパードシルエットのパンツ
ウェスタンシャツは、羽織りのように着用できるオーバーサイズ仕様

 ユニセックスでジャケットは5サイズ、パンツは6サイズ、オーバーサイズのウェスタンシャツは4サイズ。「自分なりに、自由なサイズで着て欲しい」という。マディソンブルーの表参道店とEC、ゲストリストが運営するECとハウント代官山店などで販売する。



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