《世界への道・NY編①》渡米10年、いよいよ店を開く!

2026/05/19 14:00 更新NEW!


BLUE IN GREENの協力を得て

 お久しぶりです。会津木綿工場はらっぱならびにアパレル製造会社ヤンマ産業代表の山崎です。2月に「織物の素人、会津木綿工場の社長に」という原稿を書かせていただきましたが、連載は2年ぶりです。その際に書いたのは、25年に起きた三つの大きな出来事。①東京でアパレル製造業に10年近く携わっていた男性が会津木綿工場はらっぱ(会津若松)に入社②事業承継10年目、単独社長になる③アメリカ上陸10年目、ニューヨーク(NY)で4坪(約13.2平方メートル)の店をオープン‼――というものでした。

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会津若松と行き来しながら

 この三つの出来事により、私の今後の目的は「会津木綿工場を次世代に渡す」ことと「海外でどこまでできるか」という2本軸に集中していく感じになりました。今回の連載では、世界の経済の中心地でありいまだ家賃は世界のトップのNYと、95年をピークに毎年1000人規模の人口減少が続き「ザ・少子高齢化」が目に見えてわかる日本の地方のモデルのような街・会津若松を行き来しながら考えることを書こうと思います。

 そしてもう一つ、私は「ヤンマ産業」(東京拠点)というアパレル会社のデザイナー兼社長でもあることを頭のどこかに留めておいてほしいです。というのは私には「デザイナー」としての見方や意見が強くあるからです。

 だいぶ前置きが長かったですが、今回はNYについて書こうと思います。私は大体2カ月おきにNYと日本を行き来しているのですが、昨年単独社長になったことと、アメリカでの販売拠点が固定されたこともあり、最近は少し日本に軸足が傾いています。今までひたすらポップアップで根無し草のように誰にも仕事が振れず全て自力でやっていたのが、現地スタッフを雇い、任せられるようになり、実はNYでの私自身の仕事は減りつつあります。それでもお客様に楽しんでもらうため、お店の母体であるBLUE IN GREENさんにも協力いただき、ちょっと広めにスペースを使わせていただいて夏をテーマにしたポップアップやクリスマスシーズンに合わせて企画展をやらせてもらったりしています。

自主的に仕事を楽しめる人と

 なので、なんやかやと忙しいですが、それでもスタッフの存在はとてもありがたいし、またこのスタッフたちが異常に仕事ができる(笑)。どうやら私の周りには「自主的に仕事を楽しめる」人たちが集まってくるようで、今流行の「他責思考」な人が存在しません(笑)。私がやっておく! ちょっと私に任せてもらえる? こうしたい! やっていい? そんな連絡ばかりです。私自身、自分の仕事へのスタンスがはっきりしていることで彼らもやりやすいのかもしれません。

(ヤンマ産業・はらっぱ社長 山崎ナナ)

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