クラウドファンディング・応援購入ECモール運営のマクアケ(東京、中山亮太郎社長)が、プロジェクトの審査法務や支援の改善を急いでいる。コロナ禍前に比べて案件の数が急増し、プロジェクト実行者、購入者双方へのサービスが追いついていないためだ。100人近い要員を配しているが、オペレーションの効率化や人材育成に力を注ぐ。プロジェクトの急増に伴い大きくなったプラットフォーム(PF、サイト)を生かした派生事業の売り上げも積み上げる。
(永松浩介)
他社との差別化
プロジェクトは月間600件超を掲載しており、コロナ禍前の約2倍になっている。急成長の反動によるユーザー体験の悪化で、22年1~3月のGMV(流通総額)は前年同期比5.2%減り営業損失が生じた。採用による人件費増も重く、通期の業績見通しも下方修正した。
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