《メンズインポート卸に聞く、コロナ下の生存戦略》スピラーレ ユーチューブで魅力伝えファンを増やす

2022/08/18 06:30 更新有料会員限定


「商品の魅力を伝えるためにユーチューブは欠かせないツール」と神藤代表

 20年から続くコロナ禍で商売が大きなマイナスを被った業種の一つがメンズインポート卸だ。海外展示会で次シーズンの動向を満足に把握できない時期が続き、消費者の外出機会も減って需要も落ち込んだ。新たな商品開発や販路開拓で活路を見いだそうとする各社の動きを見る。

(柏木均之)

動画で直接客に語りかける

 神藤光太郎さんがスピラーレを設立したのは18年。前職のインポート卸で培ったイタリアのメンズ服のセールスやブランディングの経験を生かし、卸売りや商品企画支援を事業の軸にする予定だった。

 だが最初の緊急事態宣言でもくろみが崩れた。海外展に行けず、取引先と対面の商談もできない。自社商品の広告宣伝にお金をかける余裕もなかった。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定デジタルニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事