三起商行は、海外で免税店の出店を強化する。現在の常設免税店は中国・海南島に3店と韓国・済州島のロッテ免税店済州店、関西国際空港店の5店。海南島の店が海外で1番の売り上げに達し、免税市場に手応えを得ている。
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海南島の店は、日本のスタッフが現地に出向き、品揃えの提案や接客に関わることで売り上げが前年の倍に伸びている。5月にはシンガポールで開催されたTFWA(世界免税協会)の免税見本市に初出展した。子供服ブランドの出展は同社のみで引き合いが多く、出店に向けて商談を進めている。仏カンヌの免税見本市への出展も控え、主要なハブ空港への出店を目指す。
上期(26年3~8月)の売上高は前年同期比17%増の見込み。国内の百貨店売り上げも輸出も伸びた。百貨店は、1番店の東武百貨店池袋店の売り上げが6億円。前期は年間8億6000万円だったため、早い段階で前期を超えそうだ。高級子供服という認知が広がり、広域から富裕層が訪れている。海外は、好立地へのスクラップ・アンド・ビルドを進めたことで1店あたりの売り上げが伸びた。
9月には、三重県伊賀市にある自社物流センターで輸出用のシステムが完成する。越境ECは中国向けに実施していたが、自社で国ごとに一元管理する体制を整えたことで、世界各国に販売する第一歩とする。