三井不動産は物流事業拡大策を加速する。物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク」(MFLP)の開発を引き続き積極化、国内で今期(24年3月期)に4施設完工するのに続き、27年度までに新たに6施設の開発を決定した。併せて、「商業施設を持つ強み」(三木孝行取締役専務執行役員ロジスティクス事業本部長)を生かし、昨年11月に自社ECモール「アンドモール」で利用を開始した「EC特化型物流センター」で、今期中に他社荷主のEC物流との共同利用も始める。物流コンサルティングのプラットフォーム「MFLP&ロジ・ソリューション」の提供を4月18日から開始するなど「物流の課題解決にも取り組む」。
三井不動産、物流事業拡大を加速 新たに国内で6施設開発へ
2023/04/20 07:58 更新会員限定