柏木です。
Hi, for today’s dish, I present “Cobb Salad”. Sounds funny? Well
maybe. But it is very unique and pretty easy to prepare, yet so yummy.
(やあ、みんな。好評の「今日の一皿」は、コブサラダを紹介しちゃおうね。変な名前だって?確かに。でもコイツはちょっと他にはない料理だよ。作るの簡単、おまけに飛び切り旨いときてるんだ。)
Want to know the recipie? Here’s how to prepare!
(どう?美味しそうだろう。レシピはこんな感じさ!)
First, put the shredded lettuce on a dish. You could put some watercress
with the lettuce for additional falvour.
(まず、少し小さめにきったレタスを皿に盛る。このときクレソンとか、入れて
も香りがいいね)
Then,on top of the bed of the lettuce, put on bacon(cook untill they
are brown),boiled chicken meat, tomato and avocado. Make sure you dice
all these toppings and line them neatly on the bed.
(それから、この葉物野菜で作ったふんわりベッドの上にカリカリに焼いたベー
コン、蒸した鶏の胸肉かささみ、トマト、アボカドを並べるんだ。みんな角切り
に大きさをそろえてね。混ぜずにレタスの上に分けて線を敷くように。彩りのセ
ンスが大事だよ)
Drizzle with your favorite dressing and spurincle powder cheese.
(最後に、お気に入りのドレッシングを好みの量かけて、粉チーズを散らせば出
来上がりさ。どうだい、料理なんて言うのがおこがましいくらい簡単にできちゃ
うんだよ)
グラハム・カーの「世界の料理ショー」っぽく2ヶ国語でお送りいたしました、
このコブサラダ。第二次世界大戦前に、コックのコブさんが、お腹をすかせたと
き、ありあわせの材料でぱぱっと作ったまかない的な料理が旨いので、そのままレス
トランのメニューになった、というアメリカ生まれのサラダです。
と、言うわけで(いささか強引ですが)、今回は同じアメリカ生まれのファッションアイテム、
ジーンズ、それも「耳」についてです。
ジーンズを購入するとき、ブランドや値段、シルエットやフィット感、色落ちなどの加工など、
選ぶ基準や決め手はいろいろあると思うんですが、個人的には「耳」が大事です。
耳というのはデニムの生地の端のほつれ留めの部分で(セルビッジとも言います)、
80年代前半までのリーバイスの501などには見られたディテールです。
デニムの生地の反物の横幅が今よりも狭かった時代、生地をいっぱいいっぱいぎりぎりまで
使って効率よく裁断しようとしたので、ジーパンの脚部分の外側の縫い合わせに
生地の端の耳がくるようになったわけです。
この耳、当時の生産事情が生み出した産物なのですが、ジーンズを洗って履く、を繰り返すと、
本体の生地部分と耳部分の織り方の差から、独特の凸凹感が縫い合わせ部分に生
まれ、それが味わいになっていきます。
ちなみにこれは90年代に復刻された米国製リーバイス501を10年くらい履き込んだときの耳の様子です。
少しマニアックな話題ですが、次回は、デニムに詳しい方たちの話なども交え、「耳」についてもう少し。
かしわぎ・まさゆき 20余年にわたり、川上から川下まで取材をしてきた記者が1億コ(自己申告)のネタから選りすぐりを披露します。編集部記者。92年入社、大阪支社で商社など川上分野とアジアを長年取材。02年に東京本社転勤、現在、セレクトショップや外資系チェーン店などを担当。統計資料なども司るデータ番長