マッシュスタイルラボ 販売員の主体性で活気づく売り場 子育てと両立も生き生きと

2022/06/01 06:30 更新有料会員限定


「スナイデル」阪急うめだ本店は内村店長の低身長を生かした提案で共感を集める

 販売員の自発的な仕事ぶりが目立つマッシュスタイルラボ。コロナ下に全社で力を入れているライブ配信への主体的な参加が売り上げを増やし、子育てをしながらのママ販売員が働きやすい環境作りでも売り場が活気づいている。

(関麻生衣)

コロナ禍でライブ配信

 インスタグラムでの親しみやすいライブ配信で継続的な売り上げにつなげているのが「スナイデル」阪急うめだ本店だ。内村文香店長が率先して出演し、自身の「低身長のコンプレックス」を生かした提案で、「スナイデルの服は着丈が長くて着られない」との客の固定観念を払拭(ふっしょく)している。

 同社では20年4~5月の1回目の緊急事態宣言による店舗休業を機に、ライブ配信を強化している。当初はブランドのプレスチームや本社に近い都内の販売員が出演していた。しかし、緊急事態宣言が繰り返され、2度目の休業時に東京以外でも何かできないかと関西3店からライブ配信を試みた。現在は全国でブランド公式のアカウントを通じて行っている。

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