英国メンズウエア「プリティーグリーン」は、 ヴィーナスフォート店にコンサルティングのスピンシェルが開発した多言語ビデオ通訳システムを導入した。
ヴィーナスフォート店は、全国にある店舗の中でも外国人来客数が突出している。中国語圏の観光客が多く見込まれる春節を見据えた外国語による接客向上の一環で、 タブレット端末から通訳者にサポートをあおぐことで言語の壁を越えた接客を充実させていく狙いだ。
導入したのは、ビデオ接客システム「ライブコール」とタブレット端末を活用した多言語ビデオ通訳システム。通訳システムのメニュー画面から言語を選ぶと、 通訳者とのビデオチャットが始まり、 客と通訳者、店舗スタッフが3者間でコミュニケーションをとることができる。
外国語ができる店舗スタッフがいなくとも、 外国人客が持つ疑問や質問にリアルタイムで応対することが可能となるという。
元オアシスのリアム・ギャラガーが2008年に立ち上げた同ブランドは、 アジア市場でもコアなファンをひきつけており、 ヴィーナスフォート店を訪れる熱心な外国人観光客も少なくないという。これまでは、ボディランゲージを通じたコミュニケーションにとどまっていた。